11月16日(土)に行われました舩井幸雄記念館・第10回記念講演会(本物の法則・持続可能な社会の実現に向けて、僕たちにできること)の様子を紹介させていただきます。
当日は、天候にも恵まれ、雲ひとつない晴天の中たくさんのお客さまにお集まりいただきました。
ゲストには、認定NPO法人テラルネッサンス理事・創設者の鬼丸昌也さんをお迎えしてお話いただきました。
第一部では、ゲストの鬼丸さんにお話いただきました。
やはり鬼丸さんのお話はすごい。聞いていてゾクゾクしてくるというか、ゾワゾワしてくるというか、心をくすぐられるような…そんなお話でした。
鬼丸さんは学生時代にたまたまお風呂で舩井幸雄とお話しする機会がありそこで成功法則を聞いたそうです。
舩井の答えは「目の前の事に全力投球することや」だったそうです。
以来その言葉を胸に活動されているそうです。
・今の自分にできることをやろう
なにかをやろうと思うときって、大きく物事を見すぎているのでは?と鬼丸さんは言っていました。世界平和だったり、環境問題だったり…
大きくものごとを見てしまうと何もできないことが多いと…
でもマクロな視点でものごとを捉えられたら、ミクロにできることがたくさんあるとおっしゃっていました。
小さなことでもいいから、まず、今の自分になにができるのか?そこにフォーカス
してみるのが大切だと言われていました。
また、SDGsについてこのように話していました。
SDGsは正当な危機感から生まれたものだと、2030年までに達成できたらなぁとか生ぬるい話しではないと…。確実に達成するぞと危機感を持つことが大切だと話していました。そのためにはまず学ぶこと・知ることの大切さをご自身の活動を通して伝えていただきました。
アフリカなどで、未だに戦争が行われている事実・なぜ戦争が起こるのか・その原因は僕たちが作っているのではないか?・こども兵の話等々
とても考えさせられる、心に響くお話でした。
第2部では鬼丸さんのご講演を受け館長の佐野浩一が、お話させていただきました。
鬼丸さんのお話にもありましたが、やはり小さな積み重ねが大切なのでは?と言っていました。僕はぼくのサイズでしか生きられないと、自分のサイズ以上のことはできない、だから、世界をひっくり返すような大きなことは僕にはできない。だから僕は小さなことをやっていると。まず目の前のことに一生懸命やろうと動いたそうです。
SDGsにおいても同じではないか、大きなことはできなくていい、僕にできる小さなことをコツコツやろうと話していました。
最近話題になっている海洋プラスチックゴミ問題を例にすると、
「プラスチック・スマート」の実践
1、 マイバックを持参し、レジ袋をもらわない
2、 プラスチック製のストローの使用を控える
3、 詰め替え用ボトルなど繰り返し使える物を選ぶ
4、 海・川・山のレジャーで出たゴミはきちんと持ち帰る
5、 河川敷や海岸の清掃活動に参加する
これは、まさしく鬼丸さんのお話に通じるものがあるなと思いました。
鬼丸さんの言葉にこのようなものがあります。
「我々は微力であるかもしれない、けれど決して無力ではありません」
まさにそのとおりだと思いました。
微力かもしれませんが、自分なりに小さなアクションを起こしていこうと思いました。
素晴らしいお話をしてくださいました鬼丸昌也さん、そして、ご来場くださいました皆様、本当にどうもありがとうございました!!
(文責 佐野純平)