２０１８年度、公益財団法人舩井幸雄記念館では

●ＮＰＯ法人ゆめ・まち・ねっと

●NPO法人　ライフ熱都

●中部東海身体障がい者野球連盟静岡支部

 

の３団体に助成金を支給させていただきました。

 

●NPO法人ゆめ・まち・ねっとは、静岡県富士市で活動されている団体で、

この法人は「人にやさしい町づくりを推進するために、わくわくどきどきするような出会いを創り出し、そこからみんなの夢がつながっていくような居場所を少しずつ育んでいくこと」を目的とし設立された団体で、生きづらさを抱えた子どもや若者の居場所作りを主に行っています。

今回この助成金で、有償のインターンシップを行っていただいたようで、

ゆめ・まち・ねっと様の普段の活動（冒険、遊び場たごっこパーク・おもしろ荘まちなか保健室・おもしろ荘０円子ども食堂・子育て勉強会ワンコインゼミ等々）に共に参加してもらい、たくさんの子ども達や若者と同じ時間を過ごしてもらい、そこから感じたことや、学んだことを今後に活かしながら、それぞれの地で子ども・若者の居場所作りに携わってもらえたら嬉しいとのことでした。

 

●NPO法人ライフ熱都は、熱海で活動されている団体で、熱海の歴史と温泉の魅力を知ってもらい、移住者の増加を目指し、市民の活力アップを図る事業を主に行っています。昨年度は昭和の熱海を題材にした写真展を主催されたり、温泉をテーマにした事業を行い、熱海温泉の歴史や、入浴健康法を紹介する講演会を開催されたりしました。また、市内の子ども食堂のサポートにも携わり、その流れで伊豆山地区では、子ども食堂＋有機農業＋移住者交流という複合的なつながりの芽が育ってきており、地域密着型のあたらしい「まちおこし」スタイルが見えてきているとのことで、とても大きな成果であったとのことでした。

 

●中部東海身体障がい者野球連盟静岡支部は、静岡県の東部で主に活動している障がい者野球のチーム（静岡ドリームス）の母体です。助成金でピッチングマシーンを購入していただきました。ピッチングマシーンの導入により、メンバーの打撃力の向上、練習の効率化、選手の負担の軽減などさまざまなメリットがあったそうです。

来年２０２０年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることで、以前に比べ、障がい者スポーツが認知されつつあります。打撃力の向上によりチーム力が上がれば、障がい者野球の注目度もあがり、さらに障がい者スポーツの認知度も上がっていくのでは・・と今後に期待されているとのことでした。