第6回講演会「百匹目の猿」は3月24日(土)です。
今度の土曜日、3月24日に財団主催第6回講演会「百匹の猿」が行われます。舩井幸雄の著書でもおなじみの「百匹の猿」現象とは、ある集団の中で、誰かが、新しいことを始めると、その集団内で必ず真似をされますが、その真似が一定のパーセンテージに達すると、遠く離れているところでも同じ現象が始まり、社会全体に浸透していくというメカニズムのことです。今のこの時代だからこそ、良い思いや良い行いが伝わり、広がっていく流れが必要です。
今回は、今年度の当財団の助成金の支給団体の一つでもある、NPO法人ゆめ・まち・ねっと代表の渡部達也さんにお越しいただきます。静岡県富士市にて「人に優しいまちづくり、そして、人が優しいまちづくり」を掲げて、子どもたちの居場所作りを中心に大人の共感の輪を広げるべく活動を展開されています。ご本人は「大海の一滴」と謙遜されますが、こうした活動はじわじわと周囲に影響を与え、広がってきています。まさに「百匹の猿」現象です。今までにも、総務大臣賞、また「静岡県ふじのくに子ども、子育て応援隊」の大賞にあたる静岡県知事賞なども受賞されています。
まだ若干数ですが、お席のご用意も可能です。当日は、舩井幸雄記念館館長の佐野浩一のお話と合わせて、渡部さんの体験に基づく素晴らしいお話がお聞きできることと楽しみにしております。子どもたちの未来を輝かせるために、わたしたち大人がどうしたらいいのか。。。皆様と一緒に考える機会になればと思います。お問い合わせは電話0557−86−5151です。お待ちしております。