熱海日和 第30弾 「包み込みの法則」編①
こんにちは!
舩井幸雄記念館の佐野純平です。
新しい年が始まりましたね!
本年も舩井幸雄の教えや想いをみなさまにお届けできたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。
さて、新年最初の更新では、舩井流経営法の基本中の基本となっている教え、「包み込みの法則」について紹介します!
「包み込みの法則」で1番有名なお話しはこちらだと思うので、下記引用します。
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包み込みの法則
経営戦略としての包み込み
包み込みの戦略とは、舩井流経営法の中で、絶対に失敗のない基本中の基本ノウハウです。
簡単に説明しますと、A店とB店がある町に、圧倒的に規模の大きな一番店であるC店が進出するときに、C店の取るべき戦略は、A店とB店に置いてあるすべての商品を品揃えし、さらにこの2店の持っていない商品も取り扱うことです。そうすると、客は自分の気に入っている品物の品揃えが多い店に行くので、Cの圧倒的勝利は間違いないでしょう。これが、一番店の包み込みの手法です。
ここでA店が生き残るための戦略は、BにもCにも置いてない商品で、自分の店でもっとも売れ筋の一番商品を増やしていくことです。その商品に関しては、完全に競合店を包み込むことによって、生き残ることができます。要するに部分的に包み込みをするのです。これは弱者の包み込み戦略といえます。
この教えを伝え始めたころの舩井幸雄は1番になること、そして競争で勝つことが大切で、
「ケンカの舩井」として周りから恐れられていた頃です。
この当時の包み込みの法則⁉️包み込みの発想⁉️には,正直少し違和感を感じました。今,現在も愛されて受け継がれる,船井流哲学の中の「包み込み」とは意味が違うように感じたからです。
しかし、このあと、舩井幸雄は互助・共生の社会を目指していくことになるんです。
第2弾では、舩井幸雄の変化、そして互助・共生の「包み込みの法則」になっていく過程…などなど…に注目してみていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(この写真は,記念館のテラスに水浴びに来たシロハラという名前の鳥です。綺麗でかわいい鳥です)