みなさんこんにちは 舩井幸雄記念館の佐野純平です。

前回までは「天地自然の理」編ということで、「天地自然の理」について学んでいきました。
今回からは「素直・勉強好き・プラス発想」についてです。
この教えは、「成功者の特性」や「成功の3条件」などと言われているのですが、どのようなものなのでしょうか！
「素直」であること。「勉強好き」であること
の大切さについてまとめてある一節がありましたので、下記に引用させていただきます。
 
・謙虚に素直に努力する
 
社会に出て何年か経つと、ひと通り社会や世の中のことが分かったような気になる人が少なくないようです。しかし一般に、われわれ人間はたいていのことは分かっているようなつもりでいますが、実際は世の中の現象や構造については、ほんの少ししか分かっていないと考えた方がいいでしょう。
物事を本当によく分かっている人は、「自分はまだほとんど何も分かっていない」ということを理解しています。自分の知らないことや分からないことを決して否定しません。だからいつ何時でも謙虚にも素直にもなれるのです。
「天才」と呼ばれる人たちや後天的にレベルアップした人たちは、ある程度の知識や技能の習熟に加えて、さらに多くの人たちからの情報を自分の中に取り入れることができます。しかし、普通人の場合は、ある程度のところですぐ、「自分はもう一人前だ」と思うようになってしまい、1つの壁を乗り越える前に成長が止まってしまうのです。
伸びつづける人間や天才になれる人間は、自分ではさほど努力したつもりがなくても、いつの間にか周囲が評価し、黙っていてもさまざまな知識や情報がもたらされてくるようになります。
そして、あいかわらず努力は人一倍するうえに、謙虚に素直に情報を摂取し、また先に進むということを繰り返しているので、やることなすことうまくいきますし、さらに成長しつづけていけるのです。これぞまさに、ツキを自ら呼び込んでいるということになります。「天才はごく平凡なことがらの積み重ねから生まれる」とよく言われますが、タネを明かせば、こんなに単純で簡単なことなのです。自分の無知を知り、いつまでも謙虚に、素直に努力はつづけていきたいものです。
 
みなさま、いかがだったでしょうか。
今回は「素直・勉強好き・プラス発想」編の第1弾として、祖父の著書から一節を紹介させていただきました。
まずは「素直」であること、そして学び続けることの大切さを私も学びました！
第2弾では、この教えについてポイントや私が大切にしていることなどを書かせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。

（記念館の庭に短い秋が訪れ始めました🍁とても綺麗です🍁）