熱海日和第21弾 「クセづけ編」③
みなさんこんにちは 舩井幸雄記念館の佐野純平です。
第1弾と第2弾では「学びのクセづけ」という本の一節を紹介しました。
コラムを書かせていく中でクセづけについて学んでいくと下記のようなことを学びました。
ひとつは「良心に沿った行動を心がけ、世のため、人のために行動し、信頼される人間」になること。
そしてそれは、自分のツイているところ(長所)を活かし、社会に貢献できるとベストだということ。
もうひとつは、自分でゴールを決めず、いくつになっても勉強し、学び続けることの大切さ。
さらに、「「成功の3条件」として、祖父がよく話していた「プラス発想」・「勉強好き」・「素直」の精神を大切にすること」等々です。
クセづけ編の最後にはこちらの文章をお届けします。
・ 良心に沿った行動が人相を良くし、物事をうまく運ぶ。
「一般に、成功している人、ツイている人、幸せな生き方をしている人は、たいてい 人相が良いものです。」
そういう人は、笑っても、怒っても、悲しんでいても、どんなときにも良い人相を しています。
人相が良いとはどういう顔かというと、全体のバランスがよく、口角がほほ笑んでいるように上がっていて、左右対称の動きをして、温かみのある顔のことです。
如来像や観音像などの仏像のお顔を思い浮かべてもらうのがいいでしょう。 人それぞれ、持って生まれた人相はありますが、三〇歳を過ぎると、自分の顔に責任を持てと言われます。
いつもニコニコとほほ笑んでいる習慣のある人は、普段から人相が良いものです し、悩みを抱えていたり、怒ってばかりいる人は、人相が悪いものです。
人相を良くするには、ストレスをためず、良心と天の理に沿った行動をしていればいいでしょう。人相の悪い人は、その逆のことばかりしている人だといえます。
私はお客様が会社にいらっしゃったときには、担当する社員に、必ず鏡の前で最高の笑顔をつくってから、お客様に対応するように言っています。
経営のご相談に見えたお客様は、たいていの場合、経営に不安を抱えている場合が多いのです。そのため、お客様に不安感を与えないよう、温かい笑顔でお招きするようにしています。 人相は、その人の心の状態を如実に表します。いま自分が良い人相をしているかどうか、鏡を見て確かめてみてください。
また、何かを行うときに、鬼のような形相になっていないかを確認してみてください。必死で努力をする際には、鬼のような形相になりがちですが、本当に物事がうまく運ぶときには、必死で努力しているときでさえ、肩の力がぬけた自然体であり、仏のほほ笑みでいるものなのです。」
次回は「クセづけ」編の番外編ということで、祖父からのメッセージを紹介できたらと思っていますが、その次からは天地自然の法則について書かせていただく予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。