みなさんこんにちは‼️
舩井幸雄記念館の佐野純平です
前回までは、「必然・必要・ベスト」編ということで、3週に渡って紹介してきました。
今週からは「クセづけ編」です!
よろしくお願いいたします。
みなさまは「クセづけ」と聞いて、どのようなことが思い浮かびますか??
私が勉強したイメージでは、習慣づけや意識づけと言い換えられるように思います。
各テーマの初回のコラムでは、毎回のように書かせてもらっているように思いますが、この「クセづけ」という教えもそんなに難しいものではなく、シンプルで、誰もが一度は聞いたことのあることだと思います。
「クセづけ」という視点で見ますと、挨拶はしっかりとしよう。や、人との約束は守ろう。といったものです。
勉強していくと、「クセづけ」というタイトルで
海竜社という出版社で、4冊の本が出ている事が分かりました。
この事からもこの教えを舩井幸雄が大切にしていたことが分かります。
1冊目は、2006年に出版された「本物になるクセづけ」。
2冊目は、2007年に出版された「本物になる仕事のクセづけ」。
3冊目は、2009年に出版された「学びのクセづけ」。
4冊目は、2013年に出版された「未来を変えるクセづけ」。
です。
このことからも舩井幸雄がこの教えをとても大切にしていることが分かります。
今回は2009年に出版された「学びのクセづけ」。の冒頭に書かれていたメッセージがとても印象的で、自分もそのように心がけようと思いましたので下記、引用させていただきます。
「動物と人との大きな相違点とはなんでしょうか。
多くの相違点はありますが、なかでももっとも特徴ある点は、人間だけが、自ら学び、成長し続けることができ、思いを実現させることができる点だと思います。
そのような特性を持つ人間として生まれてきたかぎりは、学び、成長し続け、良い思いを実現させることが、私たち人間の使命のひとつだといえるでしょう。
なかでも勉強することは、人間性を高めるのに不可欠なことです。
学校での勉強や、試験の点数で人から評価されることが続いたために、勉強をすることが苦痛に感じている人もいるかもしれません。
しかし、本書で私が伝えたい勉強とは、頭に知識を詰め込むだけの、机にしがみついてやる勉強ではありません。自分が考えたこと、経験したこと、人から聞いたこと、人生で起こるすべてが、勉強です。それぞれの人の人生が、より充実し、より楽しくなるための勉強だとお考えください。
いやだと思うこと、つらいと思うことを無理にする必要はありません。自分のできるところから、興味のあることからはじめればいいのです。そうやって、勉強を少しずつでもやっていけば、だんだんと、わかることが増えてきて、勉強が楽しくなってくるはずです。楽しくなってきたならば、誰かから言われなくとも、自ら勉強に打ち
込むようになるはずです。
途中でやめてはいけません。勉強していろいろなルールを知り、希望が持てるようになるまで学ぶことが大切です。
私たちが勉強をする真の目的とはなんでしょうか。
それは、自己の魂の本質をより良く成長させ、人間性を高めるためです。
そして成長しながら、それぞれの人が、幸せになるためです。
本書に書かれている学びのコツを実践して、人間性を高め、まずは自分から幸せになっていただきたいと思います。そして、自分と同様に、まわりの人も幸せにできる
よう、自分のできることを一人一人がしてみてください。
自分も、まわりの人も、お互いに幸せだと言いあえるような世の中を、一日も早くつくろうではありませんか。
私も、皆様と一緒に、一生学び続けていきたいと思っています。」
みなさまいかがだったでしょうか。
今回は「クセづけ」編の第1弾として舩井幸雄からのメッセージをお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。