みなさんこんにちは 舩井幸雄記念館の佐野純平です。
前回は、「必然・必要・ベスト」編の
第2弾として、私自身の経験を例に、この教えについて、少し違った角度から見ていきました。
今回はまとめ編として、前回のコラムの最後に引用した言葉について、掘り下げてみたり、
この教えについて深めていけたらと思います。
下記、その本は2014年の8月に出版された
『すべては「必然・必要・最善」という本の一節です。
幸運と不運)
起こることはすべて必然、必要
マクロに見ると、この世の中はよくなる方向に進化しています。
一処、不運に思えることもすべては必然、必要であり、振り返ればベストのタイミングで起こっているものです。
幸運も不運もすべてを受け入れられるようになると、ツキを呼び込むことができるようです。
〜〜〜
この言葉について私自身の経験を当てはめてみると、私は今から6年前(2018年)の6月に脳梗塞になりました。
倒れてから半年くらいは病院に入院していたので、退院して体調も回復し動けるようになってきたのは春ぐらいでしょうか!
23歳で一転、車いすユーザーとなっての冒険が始まり、道路を歩くのはもちろん、電車やバスも車いすを使って乗り降りするのですから、最初は戸惑いますし、それはそれは怖かったです。。
何もかもが初めてですから。…
しかし、人間って面白いことに慣れてくるといいますか適応してくるんです!!
とはいえ、人の多い東京での移動は酷でした。
新型コロナウィルスでたくさんの人がお亡くなりになりましたし、今でも困っている方がいらっしゃるので不適切かもしれませんが、リハビリを受けるために、外出が必要であった私にとって、コロナの時期の人が少なくて車いすでも移動がしやすかったときに、沢山の失敗をできたのは大きかったです。
車いすで転倒してしまった時は衝撃的でしたし、人とぶつかってしまったり、トイレに間に合わなかったり……
当時は熱海から通っていたので新幹線を利用していたのですが、切符を落としたり、予約している電車に乗り遅れたり、さまざまなハプニングがありました…
言い出したらキリがないのでこれぐらいにしておきますが、いろいろありました〜〜
でも、一度失敗しておけば、その状況によっての対処法が分かるといいますか、5年経った今となっては、起こるであろうハプニングはだいたい経験してきたので、怖いものはありません‼️
すべては、必要で必然だからベストにしよう!
少し話しが飛躍しましたが、まとめとさせていただきます。
自分の身に起こった現象に対してどのように考えるか!
その経験はこれからの自分にどのように活かすことができるか^_^
この視点をどこかに持てていれば、きっと良い方向に向かっていくのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回からは「クセづけ」について学んでいきます。