みなさんこんにちは
舩井幸雄記念館の佐野純平です。
「長所伸展法」について、第1弾では大まかなところを、第2弾では「ツキ」の視点から紹介してきました。
今回は私なりのものではありますが、自身の「長所伸展法」の実践を書かせていただきます!
私は来年で30歳になるのですが、この30年、山あり谷あり濃厚な時間を過ごしました。
14歳の時には10万人に8人しかできないという腫瘍ができ、手術、抗がん剤、放射線治療。。という何かの医療ドラマのような治療を経験したり、専門学校に在学中の23歳の時には脳梗塞になり四肢に重い障がいが残りました。
そのため、現在は車椅子を使って生活しています。
脳梗塞になったときは、一時は手足はブランブラン、ベットから起き上がることや声の出し方さえも分からなくなってしまいましたが、現在はリハビリの成果もあり元気にしています。
私には、勉強ができたり、スポーツが得意だったり、ルックスが良かったたり!
といった分かりやすい長所はありません。
しかし、明るい性格なのと、年齢や性別関係なくいろんな人と仲良くなるのは小さい頃から得意でした。
だからか、人生の節目節目で本当に人との出会いやご縁に恵まれました。
これは私の長所であり武器だと思います。
また、面白いものですが一見短所に見える重い障がいと車いすユーザーであるという違いも長所になっていて、2021年の東京パラリンピックでは聖火ランナーを務めさせていただいたり、車椅子のお兄ちゃん(おじさん⁈)として地元の高校等でお話しをさせていただく機会をいただいたり…
違いのおかげで普通ではできない経験をさせていただく機会もあります。
もちろん違いに甘えて言い訳にするのはよくありませんが、私はこの違いを長所にできるよう、これからも邁進してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。