舩井幸雄記念館22回イベント講演録　2023年9.24 文責　佐野純平 先日開催いたしました、公益財団法人舩井幸雄記念館主催第22回講演会「ツキを呼ぶ生き方」 ～丁寧に、でも笑顔いっぱいに生きる～のご報告です。 ゲストには、命を唄うシンガーソングライターで命のマガジン「メッセンジャー」編集長の杉浦貴之先生と、塩絵の具開発者・色彩心理セラピスト・塩絵アーティストの寺田のり子先生をお迎えし、お話しいただきました。 　第一部では、杉浦貴之先生にご講演とスペシャルライブを行っていただきました。 28歳の時にがん宣告。「早くて半年、2年後の生存率0％」と告知されたという杉浦先生のお話しはすごかった。心温まる看護師さんとのエピソードや、何をしていても上手くいかない自分はダメだ・ダメだと思っていたが、病気になった時にご両親から「貴之は生きていてくれればいいんだよ」と言われ、自分に自信がついた。というお話しは10代の時に小児がん・20代前半で脳梗塞……と、近しい体験をしてきた私には「そうだったよな～」と、入院生活や当時を思い出すようなご講演に、とても共感しました。 歌とお話しを掛け合わせたライブがとても素晴らしく、終了前にはアンコールが起こるほど会場はとても盛り上がりました。 　第2部では寺田のり子先生にお話しいただきました。 現在はキラキラ・キラキラ輝かれているのり子先生ですが、数々の闘病経験や幼少期から壮絶な経験をされてきたといいます。しかし、何度も何度も地獄の底に突き落とされても、その度に這い上がってこられました。 実感として、自分の思うように上手くいっていない時によくない事が起こる気がするとお話しされていたのり子先生。 そんなときに舩井幸雄の言葉「必然・必要・ベスト」 (すべては必然で必要。だからベストにしよう)を知り、その教えを意識するようになったとか。 そして、今までは、何かあると「できない・無理だ・ダメだ」と、ネガティヴだったが、自分の可能性を信じて、「できる・できる・できる」と、物事をポジティブに受け入れられるようになり、いろいろなことが、上手くいくようになってきたと話されていました。 　続いて、舩井幸雄記念館、館長の佐野浩一からは、「ツキを呼ぶ生き方」として、舩井幸雄の教えや禅の教えを紹介しました。 禅の教えのところでは、「無財の七施」を紹介しました。 禅や哲学・経営学などというと、難しそうな気がして、どうしても抵抗があるのですが、実はとてもシンプルで、一度は聞いたことがあるものが多いです。 「当たり前のことを当たり前に！！」 心がけていきたいと思います。 　さらに、イベントの最後には、ゲストのお二人と佐野浩一で鼎談を行い、笑いあり、涙ありの熱いメッセージを届けました。 　今回も会場には40名を超えるお客様、オンラインでも20名、アーカイブ動画お申し込みには６０名近いお客様にお申し込みをいただき、大変ありがたく感じました。 誠にありがとうございました。 　講師の先生方のお話しが経験した当人でしか語ることのできない貴重なもので、学ぶこと、 考えさせられる事の多い時間でした。 「まずは、受け止めて、受け入れること。 そして、明けない夜はない！ 未来はきっと明るい！」 この鼎談でのメッセージがとても心に残りました。 　次回は、11/26(日)に23回講演会を開催予定です。 また、詳細が決まりましたらご案内させていただきます。 本当にありがとうございました。 （写真は熱海在住で活躍しているYUTAさんの撮影です‼️さすがプロ‼️素晴らしい写真をありがとうございます😊）