オイスカ浜松国際高等学校での出張授業は無事に終わりました。約90名の高校3年生の生徒さんが話を聞いてくださいました。
黒板に大きく…
『世界一大切なこと』と書いて、
「さて、それはなんでしょう…」と始まった授業…
「それは、あなたたち…そう、君ですよね…今日は世界一大切な君のことについて、考えてみましょう」と熱く、話は始まりました。
まず10年後の自分はどこでなにをしてどーなっているのか…そこをまず考えて書いてもらうところから始まって、
これから君たちは人生100年時代…長い人生楽しんで生きてほしい…夢を持ってと言われても、すぐにピンとこない人もいるかもしれないけれど、それでも大丈夫。みんなの長所はきっとそんな自分の夢ややりたいこと、役に立てることを考えるときに、前に進むヒントをくれるものだから、こんどは自分の長所をよく考えてみよう…と、次は自分の長所も書いてもらいました。
「今は、何度でもやり直しができる時代…しんどくて辛かったら、ちょっと逃げてもいい…でも命だけはとにかく大切にしてほしい…きっと必ずやり直せるから…相談できる人がそばにいるはずだから、誰かに相談してみましょう…
舩井幸雄という人は、自分に起こることは必然で必要で、それをベストな状態にするのは自分次第だよと教えてくれた人で、成功するための三原則は『素直、勉強好き、プラス発想』だと言っていました。どうかこれからの長い人生、このことを頭の片隅でいいので置いておいてもらって、なにかの拍子に思い出してもらえたら嬉しいです」
ときに大きな声で熱く…ときに優しく語りかけることばは、生徒さんたちに少しでも届いているとわたしたちも信じています。
オイスカ浜松国際高等学校は東南アジアの留学生がとても多く、彼らも一生懸命話を聞いてくれていました。
(隣接している専門学校では、ウクライナの避難民の生徒さんも4人受け入れていらっしゃいます)
オイスカ浜松国際高等学校の生徒さんたちは、異国から勉強しに来ている様々な国の友だちと、毎日共に勉強し、共に話し、なんの分け隔てもなく、笑顔で楽しそうに過ごしていました。
先生方の生徒さんの前で立ち止まり、丁寧に話を聴いて、寄り添っていらっしゃる姿も目の当たりにして、胸に温かいものが込み上げました。
今年で授業に伺うのは3年目になりましたが、毎年、帰り道の足取りが軽く、気分も晴れやかで、元気をいただいているなあと実感します。
それはきっと、生徒さんや先生方が多様性を受け入れて、視野が豊かで、心の幅も広くていらっしゃるからだと思います。今年も素敵な時間をありがとうございました‼️来年もどうぞよろしくお願いいたします。