(公益財団法人舩井幸雄記念館・総合サポート担当佐野純平からの報告です)
先日、公益財団法人舩井幸雄記念館の今年度の寄附金の交付先のひとつである、「Piece of
Syria」の代表の中野様とスタッフの鈴木様とお話しをさせていただきましたのでそのご報告です。
シリアというと、日本からは遠くにある国ですし、紛争や内戦のイメージがあり、少し近寄りがたい印象がありましたが、紛争や内戦が始まる前までは、世界遺産に認定されている建造物がいくつもあるような国で治安もよく観光で訪れる人も多かったようです。
しかし、長い争いの中で、暮らしは変わってしまったといいます。
代表の中野様は、青年海外協力隊の活動でシリアに長く滞在されていたようで、とても親切で暖かいシリアの人たちが大好きだと話されていました。
沢山のご恩をいただいたので、今度は自分が!と立ちあがられたそうです。
教育に関する支援に力を入れているとのことでしたが、子ども達はもちろんですが、貧困により先生方にお給料が入らないため、教える側の生活ができないという現状もあり、長い期間の継続的な支援が必要だと話されていました。
課題はもちろんですが魅力を伝えることで復興を目指したいと言う中野様のお言葉が印象的で、いろいろと考えさせられる貴重な時間でした。
中野様、鈴木様、お忙しい中どうもありがとうございました。