富士宮に出張授業に行きました😊
先日、公益財団法人舩井幸雄記念館の公益目的事業の一環として行われている
出張授業に大阪から
一般社団法人 HI FIVE
生きる教科書プロジェクト=イキプロ
の畠山亮夏くんとお母さんの畠山織恵さん
をお招きして、静岡県立富士宮東高校福祉科1年生の皆様に
「違いこそ価値」というタイトルで授業をしていただきました。
イキプロ=生きる教科書プロジェクト…大学講師に俺はなる‼️の畠山亮夏さんは写真の通り、とてもイケメンの爽やかな23歳です‼️脳性麻痺と共に生きる「動けない、話せない」亮夏さんですが、自分らしく生きるためのチャレンジをしていく過程を積極的に発信していらっしゃいます‼️
亮夏さんのホームページはこちらです
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https://hifive.work/
そして、この日はあいにくの空模様でしたが、新富士駅には到着を歓迎するかのような虹が出て🌈…そして、大阪から来られた亮夏さん、お母さまの織恵さん、そして妹さんをお迎えし、富士宮東高校に熱海の介護タクシー会社 伊豆おはなの河瀬さんにお願いをして、移動をお手伝いしていただきました。
福祉科の一年生の皆さまは今年の6月に息子の佐野純平が授業をさせていただきましたが、そのときはまだ入学して間もない頃でしたし、どこか頼りなさげな…まだまだこれからお勉強される皆さんなんだなあという印象がありました…が、あれから半年‼️もう見違えるくらい、しっかりと、堂々と‼️ハキハキとお話しされている生徒さんたちの様子にまず驚きました…😊
先生によると実習にも行かれたとのこと…やはり現場を体験して、実際に触れ合い、感じた経験は強く、亮夏さんに対する様子もとても積極的で思いやりに溢れ、学びたい…という思いが前面に出ていらっしゃいました。
財団の舩井幸雄記念館代表理事の佐野浩一から、SDGsで1番大切な項目は「誰1人として取り残さない社会になること」…という話のあと、
織恵さんと亮夏さんの授業が始まりました。
「喋れないお前に何ができるっていうんだ…」と言われたことから発奮したという亮夏さん…
自分にはできないこともたくさんあるけれど、できることだってある…誰にだって
役割がある…だから
僕をつうじて社会を感じてほしい…と思い、いまの事業を立ち上げられたといいます。
動けない話せないを価値にして、
それを役に立てられるように、
学生、介護、医療を学ぶ人や
実際の医療者の研修に僕自身を活かしてください…との熱い想いに、じーんと胸を打たれました…
亮夏さんはうまく言葉が話せません。でも、一生懸命、振り絞るように発する彼の言葉が聞き取れるようになるために、生徒さんたちは必死です。そこで、お母さんの織恵さんが優しくヒントをくださいます。
「体の動きはぜんぶ言葉
目を閉じて耳を澄ませられると音が聞こえやすくなる」…そうすると、実際に生徒さんから
「その通りにやってみたら、本当に声が聞き取れました‼️」と嬉しい感想が飛び出しました😊
お母さんの織恵さんは、「彼をよくみて観察して相手の立場になって考えて想像する…それがコミュニケーションであり、言葉でのキャッチボールだけがコミュニケーションではないよ…」
心地よい優しい大阪弁で、ときに漫才のようにテンポよく話が進んでいきました😊
まさしく生きる教科書…
亮夏さんが授業の最後に振り絞って語ってくれたことば…は…
「自分を諦めないでください」
でした…
みんなそれぞれ違いはあるけど、でも役に立ちたい、世の中を良くしていきたい…という思いは、みんな同じで、自分にしかできないことってなんだろう…それを改めて考えてみたいと思った授業でした😊
授業が終わって、外に出ると、空は快晴…☀️
高校の近くにある富士山総本山の浅間神社からも立派な富士山が見えました…
畠山亮夏さん、お母さんの織恵さん、妹さん、頑張っている皆さんへのエールに思えました‼️
本当にありがとうございました‼️
#イキプロ
#公益財団法人舩井幸雄記念館