昨日は公益財団法人舩井幸雄記念館・主催第16回講演会『光彩の奇跡』上映会&トークショーが、舩井幸雄記念館併設・熱海レンタルスペースイヤシロチにて行われました。
講師には、カラー心理セラピストで塩絵の創始者・塩絵画家としてご活躍の寺田のり子先生にお越しいただきました。
13年前に公開された入江富美子監督のドキュメンタリー映画作品『光彩の奇跡』で主演なさっていた寺田のり子先生…末期癌で余命宣告や失明の危機と言われても、「私にできることはなんだろう…わたしはどう生き、どうありたいのか…」を常にご自身に問いかけ、行動してこられました。
そして、画家のご主人様と一緒に光の絵を描くことで、ご自身も余命宣告をされた病を克服され、色の大切さ、素晴らしさを世に広めるために創作活動を続けられ、現在は世界で初めて作り出した『塩絵の具』を使った作品をどんどんご夫妻で描き上げ、後進の育成にも力を注いでいらっしゃいます。
寺田のり子先生は、どんなに壮絶な苦しいことも、愛や感謝の気持ちをもって、自分を許して愛していくことに気付かれて、とにかくすべてに感謝をし、そして、自分も人助けをしたいと目標を持たれました。
人助けとは…自分に何ができるのか…自問自答する中で、それは「笑顔で感謝の気持ちを込めて人と接すること…」と気づきを得て、まずはそこから始められたそうです。
そして、自分に起こる出来事はすべて、魂の成長と浄化のためと受け止めて、プラスに捉えて、自分のことだけではなく、人のためにお役に立てるにはどうしたらいいのか…と歩んで来られたとのことです。
先生の優しい笑顔と語り口に、お客様はどんどん引き込まれ、そしてご講演が終わった後は、先生が描かれた塩絵作品が会場に飾られていたのですが、それを見つめ、先生に質問され、「塩絵をわたしも描いてみたいー」との声が多く聞こえてきました。
公益財団法人舩井幸雄記念館の館長・佐野浩一は
「寺田のり子先生の辿ってこられた道のりをお聞きしたとき、舩井幸雄の著書の中で一番相応しいものはこれしかないと直感で今回の講演会のテーマを決めました…」と話しました。それは『すべての答えは自分にあった』…
世の中に起こることはすべて必然で必要なこと…それをベストにしていくのは自分次第で、その答えはすべて自分が決めることができる…それならば、プラス発想ですべてに感謝をし、自分のやりたいことが世のため人のためになっていく生き方をしたらいいと舩井幸雄は常々話していました。
それが、ありのままの自分でいい…いまの自分に感謝しようと生きてこられた寺田のり子先生のお話とも重なり合い、やはり世の中の大切な真理は、すべて繋がり同じなのかもしれないな…と思いました。
大雨の降りしきる中、ご来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました…そしてライブ配信でもたくさんのお客様がご視聴してくださいました。本当にありがとうございました。
そして、多くのことを乗り越えて、それに感謝して生きてこられたからこその、美しい輝きで会場を照らしてくださいました寺田のり子先生、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。